買ってよかったもの2025

今年買ったもののうち、よかったものをいくつかまとめてみる。

買ってよかったもの(小物編)

無印のせいろ

今年の流行りに全力で乗って買ってみた。評判通りの簡単さとおいしさでハマってしまって、夏場はほとんどせいろ料理を食べていた。蒸し野菜もいいし、焼売を作ってもいい。焼売が思いのほか簡単に作れるのがわかったのは収穫だった。 そのほかにいろいろ試した中では、冷凍餃子をせいろで蒸すのが一番好きだった。王マンドゥを蒸すと、点心のエビ餃子みたいなモチモチ感が出る。オススメ。

蒸し野菜には火鍋のタレっぽいものをつけて食べていた。甜醤油という醤油と砂糖と八角を煮詰めたモノを作っていて、ラー油とかすりごまとかを入れる。とてもおいしい。甜醤油はたまたま読んだ『マニアック家中華』という本に載っていた。これもオススメ。

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アサヒ ディアナチュラ マルチビタミン & ミネラル

周りの人に、少しずつマルチビタミンを飲んでいる人が増えているような感覚があったので、自分も導入してみた。31歳になると、周りが健康を意識し始める…。 自炊もするし、同年代の独身男性の中ではビタミン的な方向では気を遣っている方だと思う。それでもたまに、まぶたがピクピクするようなことがあったのだけど、飲み始めてから全くなくなった。

初めはネイチャーメイドのマルチビタミンを飲んでいたのだけど、1錠が大きいし、変な味がしたので続けられなかった。一方、ディアナチュラは1錠のサイズも小さく、無味無臭で飲みやすかった。これからは躊躇なくサプリに頼っていきたい。

CIO モバイルバッテリー

スマホとApple Watchのワイヤレス充電ができるタイプ。自分はiPhoneのワイヤレス充電はしないのだけど、Apple Watchの充電ができるタイプが欲しくて購入。旅行にApple Watch用の充電ケーブルを持って行かなくてよくなるだけで嬉しかった。

コーヒーの木

濃い緑の葉っぱの観葉植物を置きたいなと思っていて、あるとき駅前の花屋で見つけて衝動的にお迎えした。かわいい。

前の家で何度かお迎えしたコーヒーの木は全部冬が耐えられなかったのだけど、今回は今のところ青いまま耐えている。春を迎えられて、大きく育つといいな。

ウチのコーヒーの木。まだ元気。

SHAKAのサンダル

これまで夏でも外に出る時は長ズボンだったのだけど、最近の酷暑に限界を感じて、今年は意識的に短パン+サンダルで出かけるようにしていた。 そのためのサンダルを探していたとき、たまたま行ったモールで見かけて衝動買いした。甲が厚めな人にも履きやすくてお気に入り。今年の夏はこれで乗り切れた。

NEO BUNGY

NEO BUNGY

  • SHAKA(シャカ)
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COTEN CREW

コテンラジオという、日本も含む世界史を紹介するポッドキャストに去年から大ハマりしている。COTEN CREWとはコテンラジオのメンバーシップのことだ。

歴史系の読み物を読むのは昔から好きなのだけど、左右どちらかの思想が強いものがしばしばあるのがつらくて、読み物を探すのに苦労していた。コテンはそのあたり、思想のクセが比較的ないのがいい。歴史系は何事も思想を含んでしまうと思っているので、コテンはよくやっている方だと思う。

あるときコテンラジオの『最澄・空海編』がたまたまYouTubeで流れてきて、それ以降通勤のときとかによく聞くようになった。この他には、やなせたかし編、オスマン帝国編、玄奘三蔵編あたりが好き。 メンバーシップ会員特典で聴けるものだと、「自分が戦国武将だったら兜につけたい漢字BEST3」が最高。

買ってよかったもの(大物編)

M4 Macbook Air

2年前に買ったM2 MBAからの交換。前のPCでも困ってなかったのだけど、M4 MBAからモニタの2枚利用ができるようになったので買い替えてみた。

これまでのAirだと外部モニタが1枚しか使えなくて、モニタを2枚使おうとするとDisplayLinkなる規格の謎変換器をかまさないとダメだった。これが本当につらかった。せっかく2枚とも4Kのモニタなのに、謎変換器を通すと2Kになってしまうのもつらい。M4にしてからは変換アダプタが1個減ったので机がスッキリしたし、4Kで繋がるし、大満足。これだけで買い替えてよかったと思った。

ついでに会社支給のM1 Macbook Proも同じモデルにしてもらった。業務ではローカル環境でほとんどコーディングをしないので、特に問題なかった。物理的に軽くなったし、こちらも大満足。

Nintendo Switch2

みんなが湧いたSwitch2。自分はNintendo Onlineの抽選には外れたけどヨドバシオンラインの抽選に当たったので、発売日に有休を取ってマリカをやっていた。

何本か買ったソフトの中では、圧倒的にエアライダーが好き。ゲームキューブの「カービィのエアライド」を小学生の頃に友達と一生やっていた世代なので、思い出補正もあるだろうけど、やっぱり面白いゲームだなと思った。今は友達とネットで集まって、ボイチャしながらシティトライアルをしている。小学生の頃と何も変わってないけど、結局こういうのが一番楽しい。

プラチナ万年筆 プレジデント

厳密にはこれは買ったものではなく、買ってもらったものだ。自分にとって完全に初めての万年筆。

頭の中を整理するときに、よく手書きで図や簡単な文章を書く。iPadにApple Pencilで書いていた時期もあるのだけど、結局手書きに戻ってきちゃった。何かが違う気がするんよなぁ。なんか、これで書くと賢くなったような錯覚がある。実際はまだまだ業務でも至らないところばかりだから、万年筆と一緒に育っていきたい。

万年筆には詳しくないけど、漢字を書く都合で日本製の方が全体的に細字を書くのに向いているそうだ。また、筆圧が強い人にも向いているそうだ。自分はめちゃくちゃ筆圧が強いので、試し書きしていて日本製の方が合うなぁと思った。日本製の中でもモノによって全然書き心地が違った。万年筆沼にハマる人の気持ちがわかった気がする。この沼、だいぶ深そう……。

実際の万年筆。裏には名前が入ってる。

2025年の夏に見たものなど

気がついたら3ヶ月ぶりの更新。書きたいことはいっぱいあるし、もう少し頻度を上げたい…。 この夏に見たものをまとめておく。

科博の大氷河期展

正直だいぶ前に行ったのであまり覚えてないのだけど、剥製がいっぱいあるタイプの特別展。氷河期は表面積を小さくしつつ体積を大きくした種が生き残りやすかったようで、全体的に大型化したらしい。そうした剥製がいっぱい並んでいるので、見ていて迫力がある。デカいものはかっこいい。

クロマニョン人の推定模型。こういう人いるよね

シンデレラガールズのデレステ10周年記念ライブ

アイドルマスターシンデレラガールズのデレステ10周年記念ライブ。横浜のKアリーナで2日間参加した。デレマスのライブに現地参加するのは2024年秋以来1年ぶりくらい。個人的には結構久しぶりの感覚。

だいぶ前にデレステの縮小が発表されていたので、生前葬みたいなテンションなのかなと思っていたら、いつも以上に「盛り上がる曲をドシドシやってワイワイやろう」みたいな感じだった。いい意味でデレマスのトンチキ感が出ていてよかった。「アプリは一旦けりをつけるけど、それだけだぞ!」みたいなメッセージを感じた。こういうところが好き。実家。

初めて竹達彩奈を生で見た。竹達彩奈って実在するんだって思った。親戚の集まりに稀にくるお姉さんみたいだ。

アイマスはアプリがあってこそだと思うので、縮小は残念ではあるが、細く長く続けてほしい気持ちの方が大きい。実家なので…。

実家の前で撮った写真。今年だけでKアリーナ4, 5回目

Perfumeの東京ドームライブ

別の記事にした。

hargon24.hatenablog.com

コニカミノルタのプラネタリウム

初めてのプラネタリウム。前に名古屋に行ったときに名古屋市科学館のプラネタリウムを勧められて行ったのだけど、あまりの長蛇の列にビビって並ばなかったのを思い出す。

「北海道から見える星」みたいなテーマだったけど、正直全然話が入ってこなかった。ぼーっと見ていられる。多部ちゃんの声に癒され、静かな感じに癒され、何回か寝そうになる。癒し効果がめちゃくちゃあったので、限界のときにくるのもいいかもしれない。

劇団四季のバックトゥザフューチャー

ミュージカルのオタクから「自分と連番ではないけど、リセールチケットが取れたので来てくれ」と言われたので、初めてのミュージカルを見に行った。こういう機会でもないと行かないから嬉しかったのだけど、なぜか誘った側のほうが「ありがとうね!!」って言ってた。布教の精神がすごい。

四季劇場「秋」に着き、中を案内してくれた。まず、舞台だけでなくホール全体に舞台装飾が施されているのが印象的だった。初めて知ったのだが、劇団四季は同じ演目を1年以上やることも多いらしい。それならホール自体を装飾してしまってもいい。自分は地方の〇〇県民ホールとかで数週間やる、っていうイメージだったので、ホールを装飾する発想がなく、結構驚きだった。専用ホールを持っているような大きい劇団じゃないと難しいだろうから、四季特有な気もするけど、いずれにしても新しい体験。

ミュージカルは生バンドが曲を演奏することも気づいてなかった。バンドは舞台の真下にいて、キーボードだけが舞台とバンドエリアの間の階に配置されている。キーボードはバンマス的な役割を務めていて、舞台の様子を見ながらバンドに指示出しをしているんだろうな、っていう感じ。映像だけを見ていてもわからない細かい仕掛けがたくさんあって、面白かった。やっぱり物事は一回ちゃんと経験しないとダメだ。

今回行った四季劇場「秋」は1000席くらいあったかな。毎日2回公演しているらしい。すごい。今日は前の方を取ってもらったのだけど、2階席の一番前あたりが一番見やすそうな感じもする。一方で、前の方は足音とかも聞こえるので、それはそれで捨てがたい。

バックトゥザフューチャーは子供の頃に映画を見たと思うのだけど、細かいところを全然覚えてなかったので、純粋に見ていて楽しかった。生バンドの生音と、役者さんの演技やダンスを間近で見られるのも、シンプルに迫力がある。ミュージカルは「基本的に喋って、重要なところを歌う」と思っていたのだけど、実際見てみると「基本的に歌って、重要なところだけ喋る」みたいな割合だった。思っていた以上に歌って踊っている。20人くらいが歌って踊っているのを間近でみると、本当に迫力がある。こういうライブ感が好きなので、見ていて楽しかった。

終わった後、やけにカーテンコールが長かった。これはどこでもそうなのかなと思ったら、一緒に行った人いわく四季の文化らしい。不思議な文化だ。演技も純粋に楽しかったし、ストーリーを大枠で知っているので初見で見るのはとてもちょうど良かった。感想が難しいけど、素直に楽しかったなぁ。

舞台の写真。

Perfumeの東京ドーム公演に行ってきました

少し前になるけど、Perfumeのライブ「Perfume Z0/Z5 Anniversary "ネビュラロマンス" Episode Tokyo Dome」に行ってきた。

コールドスリープについて

Perfumeが最近出したアルバム「ネビュラロマンス後篇」のライブかと思っていた。なんなら、チケット自体は4月に当選していて、そのときはネビュラ後篇のライブとすら思ってなかった記憶がある。 ところが、その数日前に突然発表されたコールドスリープ前の最後のライブになってしまった。高校くらいからPerfumeを追っかけているので、本当に感慨深い。

www.perfume-web.jp

仲がいい人にはほぼ全員にPerfumeオタクであることを伝えているので、めちゃくちゃ心配された。「真っ先に心配したけど大丈夫でした?」と、結構な人から声をかけられた。それ自体はとても嬉しかったのだけど、活動休止に対するネガティブな感情はほとんどなかった。むしろ、「ついにか」みたいな謎の達観をしていたように思う。

というのも、ここ数年は明らかに「やり残したことを一通りやろうとしているなぁ」と思う施策がいっぱいあったからだ。例えばPerfumeカルトクイズ大会をやって、その入賞者だけを集めてライブをしたり、Webニュースサイトの対談記事をまとめた本を出版したり。5年ぶりの東京ドーム公演も、2020年2月26日に開催予定だったドームツアー "P Cubed" 千秋楽公演がコロナ感染拡大防止令の影響で当日朝に急遽中止になった一件を回収するのが目的だと思っていた。5年前、会社を早退して社屋を出たときにニュースを見て、「ただ早退してしまった人になっちゃったな…」と思ったのを覚えている。

Perfumeはこの中止をかなり気にしてくれていたし、東京ドームが発表されたときも「ようやくあのときの!」って思った。当時はまさか活動休止前最後のライブになるとは思ってなかったけど、気になっていた部分を休止前に解消してくれたんだなと理解できた。ちゃんと追っているPerfumeファンなら同じこと思ったんじゃないかな。

そもそもコロナ前の自分は勝手に、Perfumeは2020年の東京オリンピックの開会式に出た後に2022年ごろに引退するものだと思っていた。だから「活動休止を3年も延期してくれた」と勝手に思った。政治の影響で開会式の演出が大幅変更になってからは、ちょっと負の感情で動いていた気配もあった。たとえば、東京五輪と同時期に実施していたポリゴンウェイヴのライブは明らかに「これが開会式でやろうとしてたやつなんだな」と思った。それ以降のライブでも、たびたびMCで「私たちは誰にも左右されない」みたいなことを言っていた時期もあった。それに、ここ2, 3年は「なんかちょっと疲れているのかな?」と思うこともあった。

なので、活動休止という発表があっても「ああ、そうだよね」と純粋に納得できた。何より、戻ってくることが事前に通達されていたのが本当に嬉しかった。いつ決めたのかは言ってなかったと思うが、周囲のスタッフからの提案だったらしい。「Perfumeの活動はビジネスだから止めると困るだろうに、私たちの人生を考えて提案してくれたことが嬉しかった」みたいなことを言っていたのがよかった。温かい。ゆっくりコールドスリープして戻ってきてほしいな。

ライブについて

P Cubedと似たステージでP Cubedと同じGAMEから始めてくれたのが嬉しかった。あの日をやるんだと思った。次が"再生"なのもメッセージ性を感じる。MCでも「あの日、東京ドームの回転ドアを入れなかった人も」みたいなことをかしゆかが言う。こういうところがすき。

初日はアリーナの前から9列目、2日目はスタンドの一番前だった。Perfumeのライブは舞台装置含めてPerfumeなので、正直2日目の方が俯瞰で見られてよかった。

内容は省略する。Perfumeの掟がよかったので、全員BDが出たら買って見てほしいな。掟ののっちが好き。

最後、点群で作られたPerfumeに吸い込まれていって終わる。この点群Perfumeは去年の夏に虎ノ門でやっていたPerfume展の入口にあったものだと思う。あれだ!と思ったときはちょっと嬉しかった。「Perfumeはデータ化されました」みたいな感じなのかな。また復活するときは、ここから出てくる演出を待っている。

会場に出てきた点群Perfume。これに吸い込まれて終わり。(撮影許諾あり)

2024年に虎ノ門ヒルズで開かれたPerfume展の入口にあった展示。これを引っ張ってきてそう

全体的に多幸感のあるライブだったなぁ。

HSK3級を受けてきました

少し前から趣味で中国語を勉強している。今の職場のチームメンバーに中国人が多いので、いい機会かなと思ったのがきっかけ。

HSK

HSK(汉语水平考试)は中国語の検定試験だ。中国語のピンイン表記では Hànyǔ Shuǐpíng Kǎoshì と書くのでHSK。Nippon Hoso Kyokai 的なタイプの略称だ。日本で受けられる中国語の試験はHSKと中国語検定(中検)がある。中検は日本の団体が主催であるのに対し、HSKは中国本土の団体が全世界的に提供しているものらしい。HSKの方が取る意味があるかなと思った。 中検は日本人ならではの間違いを考慮した問題になっているのかもしれないけど、そのへんは中検を受けてないのでわからない。

おそらく3級は大したことない。僕は大学の第二外国語はドイツ語だったのでわからないが、まじめに1年授業を聞いてたら取れる気がする。日本語能力試験だったらN4くらいじゃないかな。個人的には、履歴書に書いていいのは4級以上な気がする。 HSKはココイチの辛さと同じで数字が大きいほど難しい(6級が一番上で、あとは6級を取った人向けのコースが9級まで用意されている)。ただ世間的には知られてないだろうから、履歴書の見た目に最適化するなら3級くらいが一番バランスがいいのかもしれない(?)。

勉強

2024年10月から、NHKラジオの「まいにち中国語」を半年聞いていた。このときは試験を受けようとは思ってなかった。2ヶ月くらい聞いていて、漢字を見れば大体意味がわかっちゃうと思ったので、ピンインだけのノートを作ってそれを見るようにしていた。漢字がないと、異国の言語って感じがする。例えば「京都と大阪(京都和大阪)」はJīngdū hé Dàbǎnになる。知らない場所だ。

作ったノート。「どこに旅行に行くの?京都と大阪です」的な例文。

中国語は発音が異常に難しいので、Google翻訳に例文を音声入力で入力して、正しく聞き取ってもらえるように練習していた。いまだに出しわけがよくわからない音がいくつもあるけど、「中国語の発音は独学ではダメそう」ってことがわかっただけでもよしと思っている。聞き取りはなおのこと難しい。非ネイティブには無理ではと思ってしまったけど、ちゃんとやれば聞き取れる日が来るんだろうか。

試験が6月だったので、3月にまいにち中国語が終わってからHSKの問題集を解いていた。聞き取りが難しかったが、TOEICと違ってリスニングはメモが許されているので、メモを取る練習もした。読みは漢字のアドがあるので機能語さえ理解していれば最悪なんとかなる。書きは並び替えと単語の穴埋めがあった。これは頑張るしかない。HSK公式テキストと問題集を1周やった。

試験

調布の電気通信大学に行って試験を受けた。電通大は初めてだったのだけど、敷地がとてもキレイなキャンパスだなと思った。建物は国公立だな〜という感じ。席に着くと、試験の答案用紙が置いてある。当たり前だけど、全て中国語で書かれていたのが面白かった。さすがに試験監督の案内は日本語もあったけど、中国語でも案内があったのも面白い。

電通大の入口。東京会場はここだけだったから結構いる

試験前に「試験中にスマホが鳴った人は問答無用で不合格にしますからね〜」と伝えられた。結構厳しいなと思っていたら、試験後に「試験中に、みなさんのメールアドレスにアンケートを送っておいたので、ぜひ答えてくださいね〜」と伝えられ、とても怖かった。すごく徹底している。なんというか、「中国のテストを受けたんだな」と思った。

1か月後に公式ページで結果を見て、無事合格していたことを確認した。正直リスニング(听力)がボロボロだと思っていたけど、なんとか合格圏内(180 / 300点以上)に入っていて助かった。次は4級も取りたいな〜。

HSK3級の合格通知。上からリスニング、読解、筆記

大阪万博に行ってきました

別記事(以下)で書いた関西散策のあと、万博に行ってきたので感想をまとめます。

hargon24.hatenablog.com


せっかく万博期間中に関西に行くのだからと、関西に行く1週間前にチケットを取って行ってきた。人気パビリオンの予約はすでに埋まっていて、当日は5, 6時間しかいられなかったので本質の1割も楽しめてないとは思うのだけど、それでも十分楽しかった。

平日の10時に東ゲートから入るチケットを取った。15分前に夢洲駅に着くと、すでに結構並んでいる。大丈夫かな…と思っていたけど、いざゲートが開いたら15分くらいで場内に入れた。案外スムーズ。東ゲートを入ってすぐ左のグッズショップでスタンプ帳などを調達。帰りにショップをチラ見したら大行列だったから、朝に買った方がよさそう。

平日10時の東ゲート入場待機列

ざっくり、国内の地域・企業・団体の展示、1つの国が1つの建物を持つ海外パビリオン、複数の国が1つの展示場に集められているコモンズ、の3つに分かれてそうだった。海外パビリオンはその国の料理も食べられることが多かった。コモンズはビッグサイトの展示会みたいな感じだったのだけど、担当の人たちと距離が近くて普通に話せるので、これはこれで楽しかった。特定の国ではなくて異国文化が好き、みたいな人はコモンズが一番ハマりそう。


以下、行ってよかったところをいくつか

インドネシア館

個人的には一番よかった。ジャングルクルーズの船頭さんみたいなお兄さんが入場から盛り上げてくれる。他のパビリオンは「置いておくから我々の偉大さを見てくれ」的な雰囲気だったのだけど、インドネシア館は「祖国の良さを教えてあげる!」という友好的な感じがあって好きだった。

インドネシアは、手狭になってきたジャカルタから、カリマンタン島のジャングルの中に作った新都市ヌサンタラに首都を移すことになっている。インドネシアの島々のいろんな部族の文化の説明を受けたあと、ヌサンタラの都市計画模型の説明を受ける。結局首都を移すと何がどうなるのかはよくわからなかったけど、うまく行くことを祈る。

最後に、ワヤンという、切り絵っぽい人形を使った影絵の映像を見る。これがめちゃくちゃよかった。ガムランもよかったし、なんか神秘的な感じ。インドネシア行ってみたいな。

本当ならインドネシア館のレストランでインドネシア料理を食べたかったのだけど、その日は外交イベントがあったようで入れなかった。あまり気付いてなかったけど、万博は外交の場としてかなり使われているらしい。誘致のとき、こういうメリットを国内にアピールしてもよかったんじゃないかな…。

ヌサンタラの都市計画模型。

トルクメニスタン館

中央アジアの独裁国家。こういうときでもないと見られないので、一番行ってみたかった。全体的に、国威発揚!!って感じの展示で潔い。

入口に大統領の肖像画がデカデカと掲げてある。大統領かどうかの説明は全くなかったから、もしかしたら違う人なのかもしれないが。これが外から見える段階でだいぶ異質。コモンズのアフリカ諸国でも大統領や軍の宰相の肖像画が掲げられていた国がチラホラあったけど、パビリオンを持っている国だったら異例じゃないかな。

入口にあった肖像画。外からも見える

入ったあと5分くらい、建国の父みたいな人の功績を讃える映像を見せられる。誰かわからなかったけど、映像の雰囲気的にトルクメン族の神話上の偉人とかではなく、大統領の父親とかなんだろう。「トルクメニスタンの首都アシガバートは偉大な人が作った綺麗な都市で、最先端の石油プラントも稼働中!」みたいな内容。内容そのものより、この映像を万博に持ってくる感じがとてもいい。

映像に出てきたかっこいい犬。こういう雰囲気の映像が5分くらい流れる。

もっと異質なのは、自由に見られる展示物として置いてあった書籍の全てに大統領の肖像画があったこと。たまたまこういう本だけを展示したのか、すべての書籍に肖像を載せることが法律で決まっていたりするのか。どちらにしても、こういう訳わからなさを見るのが楽しかった。中央アジア、一回行ってみたいんだよなぁ。

置いてあった日本語の教科書にあった先代大統領の肖像画。全部の本がこんな感じ。

UAE館

石油の国っていうイメージだけど、実際には石油はGDPの3, 4割で、他はいろんな産業で稼いでいる国だそうだ。とても意外。最近はオイルマネーを使って医療やAIに力を入れたり、広大な砂漠にソーラーパネルを敷いて再生可能エネルギーにも投資しているそうだ。いい投資だなと思う。

住んでいる人の映像も印象的だった。砂漠のオアシスに建てられた高層ビルに住む石油王のイメージだったけど、そうではない普通の漁村の人の映像などが興味深かった。ナツメヤシの木の繊維を使って網を作って漁をしたり、実の殻を砂利代わりに敷いたり、そういう従来の生活も残っているそうだ。意外。正直、展示自体は面白いとは言えなかったけど、純粋に勉強になった。全然並んでないところに入ってこういう情報が得られるのは、とても万博って感じがした。あと、建物の造形そのものは一番カッコよかったなって思う。

UAEが力を入れているものリストにあった、知り合いが働いている大学の説明。


食べたものなど

オーストラリア館には入れなかったので、外のキッチンカーで軽食だけ。想像通りの味だけどおいしい。

オーストリア館のカイザーシュマーレン

トルコ館でケバブを食べたときに、その前でやってたトルコアイスの例のやつをみてた。ちょっとやられたい。

トルコアイスの例の茶番

コロンビア館のカフェで飲んだコロンビアコーヒー。スタバのフラペチーノ的なやつもおいしそうだった。

コロンビア館のJuan Valdez Cafe

関西に行ってきました

先日、関西に行っていろいろ展示を見てきたのでまとめる。

超国宝展 @ 奈良国立博物館

奈良公園のシカ。記憶にあるよりいっぱいいた

奈良の石上神宮に納められている七支刀が数年ぶりに一般公開されるとのことで、観に行っておきたかった。奈良は4, 5回目、奈良博は2回目。最後に奈良に来たのがコロナ前の正倉院展なので、6, 7年ぶりになる。記憶よりたくさん鹿がいてちょっとビビるけど、外国人観光客が大量の鹿に囲まれているのを見るとちょっと和む。土曜の11時くらいに着くと、奈良博の建物半周を往復する行列ができていた。並んでいる時間は30分くらいだったと思うが、並んだ感がすごかった。普段もこんな感じなのかな。

あまり調べていかなかったのだけど、奈良博の創立130周年記念の特別展だったらしい。国宝や重要文化財等の展示以外にも、奈良博の模型、設立当時の展示内容の説明、当時の道に建ててあった案内看板なども展示されていた。当時のお雇い外国人のスケッチなどもあり、これはこれでちょっと楽しい。

運慶の仏像に対して、音声ガイドの岡田准一が「運慶は武術の体の使い方をちゃんと理解している」って言っていた。「実際の人間の体のつくりよりはデフォルメされているものの、ちゃんとデフォルメするところをわかっている」みたいな話だったと思う。仏像はあまり詳しくないのだけど、岡田くんに言われるとそんな気がしてくる。仏像の見方をちゃんと理解したいところ。

最後のエリアの真ん中に七支刀が飾られていた。七支刀は1600年くらい前に百済王から倭王に贈られたもの。左右それぞれ3本ずつ枝分かれしていて、マンガのサボテンみたいな形をしている。なんとなく大剣くらいのサイズ感をイメージしていたけど、実際には一般的な日本刀よりちょっと短いくらいのサイズだった。よく考えたらそれはそう。展示するにあたって奈良博でCTスキャンをして銘文を解析したそうだ。展示をよく見ても、展示の横にあったCT画像を見ても、あまりにも掠れていてその横に書いてあった文字に復元できるとは到底思えなかった。プロが読むと読めるものなのかな。不思議。とはいえ、1600年も大事にされているのはすごいなと思う。とてもいいものを見た。

奈良はあまり開拓できてないから、もう少し開拓したい。石舞台とか、法隆寺とか行ってみたいな〜〜。

日本展 @ 京都国立博物館

関西万博記念で日本と海外の文化交流史に関する展示があった。個人的に結構興味あるテーマだったから純粋に楽しかった。京博は2, 3回目だと思う。

奈良博と違って、館内に外国人観光客がめちゃくちゃいた。富嶽三十六景を見るために何十分も並んでいるヨーロッパ系の人たち、「乾隆帝の印がある」と書いてある掛軸の前で頑張って印を探している中国系の人たちなど。それぞれ自国にもあると思うんだけど、現地で見ることに意味があるんだろうなぁ。

天目茶碗を見られた。2, 3年前に来たときにも曜変天目を見た記憶がある。どうやったらあのマンデルブロ集合みたいな色合いが出せるんだろう。とても不思議。あれのために戦をする気持ちはわからないけど、欲しい気持ちはわかるなぁ。

長崎にオランダ商館ができてからのゾーンがよかった。ギリシャ神話をモチーフにしたブリュッセル製のタペストリーが祇園祭の山鉾に使われているらしい。どういう経緯でそうなるのか全くわからないのだけど、全体の展示の流れ的には海外のものをなんでも珍重する文化があったという感じだったので、これもその一環なんだろう。これも不思議。

後半は時間がなくてスキップしてしまった。もったいなかったな…。

大阪万博

別記事にします。

長崎に行ってきました

言語処理学会の年次大会(NLP2025)に参加するために長崎に行ってきたので、業務時間外(←重要)に見たりしたものをまとめる。長崎自体は修士の卒業旅行で行った以来2回目。

聞いた発表・自分の発表などの感想は会社のブログに書いたので、こっちのブログは旅行記だけにしてみた。

moneyforward-dev.jp

ペンギン水族館

長崎駅から路線バスで30分くらいのところにある、ペンギンをメインに据えている水族館。国内で一番多くの種類を飼育しているとか。数も多くて、こじんまりした水族館だけどボーッとするのにちょうどいい感じ。

外にいたフンボルトペンギンの展示がよくて、20分くらいボーッと眺めていた。近くにあったら1ヶ月に1回くらいのペースで通うかもしれない。とても平和。

フンボルトペンギン。かわいい。

あと、展示されている理由が全然わからないタイの巨大魚がよかった。現地では神格化されているらしく、確かに川にいるのを想像すると畏敬の念を持つのもわかる。穏やかに動いているのでずっと見ていられる。この水族館はなんだかボーッと眺めていられる生き物ばかり展示されていて、自分の感性にすごく合う水族館だった。

タイの巨大魚。サイズがわかるように近くを通った子をセットで撮影
外も綺麗だった
penguin-aqua.jp

出島

一時期、大政奉還より前に来日した西洋人を結構真剣に調べたことがある。「ペリー来航のときって何語で喋ってたんだろう?鎖国してたのなら英語喋れないのでは」と思ったのをきっかけに、結構いろんな本を読んだのだ。それ以来ずっと日本の外交史に興味がある。出島は2回目だったけど、そういう背景もあっておもしろかった。

ビリヤードやバドミントンなど、暇な船員を満足させる工夫が点在している。とても小さな人工島に、オランダ東インド会社(VOC)の船員を1年交代で住まわせ、長崎くんちと江戸城参府以外では出島から出ることは許されない。しかも出島は幕府から饗応を受けているわけでもなく、VOCは商館の賃料として1億円払って住んでいたらしい。自由と1億円を支払ってまで日本と取引をするメリットがVOCにあったのかな。VOCが伊万里焼や銅、醤油や日本酒などを買ったのに対し、日本側は書籍や砂糖などはもちろん、VOCのコインや船員のワインの空きボトルまで買ったらしい。それだけ外国に興味があるなら開港したらいいのに、外交の機微は難しい。

当時のオランダ語の教材。筆記体がかっこいい

軍艦島デジタルミュージアム

会期中に軍艦島ツアーの予約を取ろうと思ったときにはすでに遅く、予約が取れなかったので、せめてと思って博物館に行ってみる。チームラボ的な最先端の技術を用いた展示が多かった。

日本最古の鉄筋コンクリート造の建物は軍艦島にあるそうだ。当時最先端のRC造の建築が東京でも大阪でもなく、必要に駆られた長崎の離島に造られたのが面白い。最先端の建築物もあるし三種の神器もいち早く手に入るし、当時の軍艦島は経済も生活も潤っていたのだと思うけど、展示されているものを見る感じ、島民が島内の生活をいいものだと感じていた雰囲気がなかった。幸せだったのだろうか。それにしても、出島もそうだけど、長崎は狭いところに大量の人間を押し込むことが多いなぁ。

こういう展示を見て、かえって軍艦島に行きたくなった。今度ちゃんと予約を取って、観光に来てみようと思う。

中の写真を撮り忘れたので、松翁軒本店のカステラの写真。

セヴィリアのカステラ五山焼セット。桜味がおいしい

稲佐山

懇親会で知り合いの軍団に捕まったので付いていった。稲佐山も2回目だった。

今回も前回も、タクシーで登ってロープウェイで降りてきた。タクシーで登ると道の曲がり具合とかが楽しくて、結構好き。道中の坂の切り立っている感じとかもいい。タクシーで降りるのも楽しいのかもしれない。

雨だったのにとてもキレイだった。

21時ごろの稲佐山から長崎駅方面

平和公園

前回行けなかったのが心残りだったので、今回は絶対に行こうと思っていた。広島の資料館にも行ったことがなく、原爆に関する展示を見るのは初めて。

原爆資料館の展示はすごかった。すごかったとしか言いようがない。

長崎原爆資料館の正面玄関

展示の感想(一応隠しておく)

腕の骨にガラス瓶が溶けたものが融合しちゃっている物体や、硬貨が溶けて金属の塊になった物体、高温すぎて泡立った瓦屋根など、溶けている系のものを見るのが一番しんどかった。黒焦げになっている人の写真も皮膚がただれたりグチャグチャになっている写真もしんどいのだけど、爆心地で何が起きていたかを想像してしまう展示が特に見ていてつらかった。ただただつらい。

表現が合っているかはわからないけど、「直視できない展示」は思っていたより少なく、どちらかというと展示や解説文から想像する力が問われる展示に思えた。これなら多くの人が見られる。おそらく展示員さんもより多くの人に見てほしいからこういう展示にしているのだと思う。自分も、できるだけ多くの人が見るべきだと思う。

長崎後の核実験一覧の展示も、個人的にはかなり印象的だった。知識としてはあったけど、長崎の後に行われた数千回の核実験の中でも被爆者が生まれているということに初めて自覚的になった。というか、数千回も核実験があったことすら気づいてなかった(せいぜい数十回くらいだろうと思っていた)。実戦での核使用はあってはならないことだし、実戦使用以外の状況においてもこれ以上被爆者が生まれないことを祈る。

平和公園に行って、例の像の前で手を合わせた。手を合わせるべき施設なのかはわからないのだけど、手を合わせる以外にできることもない。思っていたよりだいぶデカく、なんとなくこの像があれば大丈夫、みたいな安心感がある。

平和公園の銅像。写真から受ける印象の10倍大きかった。

帰り、平和公園の裏にあった小さな公園で学校帰りの小学生がバスケをしてるのを見て、なぜか数分呆然としてしまった。100年後もこうであってほしい。